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人間関係の悩みがなくなる世界
本当の「真理」を知れば、人間関係の悩みはすべて消える


人間関係は誰も教えてくれない

人間関係のことを、きちんと教えられて育った人は、ほとんどいません。

恋愛と同じようなもので、実体験から各自で学ぶもの、と考えられています。

学校教育でもせいぜい、

「人に親切にしましょう。」
「人に迷惑をかけていはいけません。」
「イジメは絶対にダメです。」

ということを道徳の時間で教えるぐらいです。

もちろんこの教えは正しいのですが、この程度で人間関係がうまくいくなら、人生で誰も苦労はしません。

離婚、DV、パワハラなどの相談を受けますが、結局すべて「人間関係」の悩みです。

そして自分の持っている知識と体験では、人間関係がうまくいかないので、悩んで苦しむのです。

そんな悩み・苦しみから救ってくれるのが「宗教」「哲学」「思想」だったりします。

しかし私に言わせれば

「そこまで難しい話しをなくても、もっと基本をしっかり学べば大丈夫です。」

ということなのです。

人間関係の話をする人は、基本を飛ばして、いきなり仙人か神様のような話しばかりします。

そうではなくて、もっと基礎からしっかりと学ぶべきなのです。

人間関係は、理不尽であるという前提

人間関係は、理不尽です。

この前提を理解しないまま、人はわかり合えると思うから、苦しむのです。

あれほど愛し合った夫婦が、離婚裁判では激しくののしりあいます。

会社内のイジメ、学校でのイジメ、家庭内暴力、DVなど、どれも本当にひどいです。

どうしてここまでひどいのかといえば、それが人間だからです。

すべての人間の心の中には「善と悪」が共存しています。

「私の心に悪はない」という人にも、絶対に悪はあります。

なぜなら、悪という感情を知らなければ、善という感情は理解できないからです。

人間は概念を理解するときに、必ず反対の概念と対比させて理解するのです。

右を知るために、左を知ります。上を知るために、下を知るのです。

そして心に善と悪の感情が宿った以上、どちらの感情も行動に移すことができます。

行動に移すときには、打算的な考えをします。

犯罪にはならないとか、先生や親にはバレないなどです。

そして人間関係はどうして理不尽かといえば、

「自分の努力ではどうにもならないことがある」

からです。

パワハラをする上司を、あなたが選んだわけではありません。

暴力をふるう夫、酒を飲んで暴れる父親、浪費する妻を、あなたが選んだわけではありません。
(暴力をふるう夫だったり、浪費する妻とわかっていたら、結婚していないでしょう。)

いじめる奴がいるクラスを、自分で選んだわけではありません。

自分で選んだわけではないのに、相手がめちゃくちゃなことをしてくるのです。

そして、相手がめちゃくちゃなことをしてきても、自分の努力では止められないのです。

なぜなら、人の感情をコントロールする絶対的な方法は、この世に存在しないからです。

だから、人間関係は残酷なのです。

人間関係を理不尽だと思うのは、相手に期待しているからです。

人は優しいはずだ、人はわかり合えるはずだ、みんないい人だ。

そんな期待が裏切られるようなことが何度も起きるのが、人生なのです。

人間には個性があり、自然とわき上がる感情があります。

だから、すべての人に好かれることは、究極的には無理なのです。

すべての人とわかり合うことは、無理なのです。

理不尽だとわかったうえで、どう生きますか?

人間関係は、とても理不尽です。

昨日までの良好な関係が、一夜にして壊れることもあります。

自分に何の非がないとしても、人間関係ではひどい目にあうことがあります。

あなたの期待は、何度も裏切られます。

それが、人間という生き物なのです。

そのこと理解した上で、あなたはどう生きますか?

人を見たら泥棒と思え、と思って生きますか?

悪い奴の文句ばかり言いながら、ふてくされて生きますか?

悪いことをする人、ひどいことをする人に、優しくしなさいなどと、私は言いません。

しかし、関係ない人に不満を言ったり、ふてくされながら生きることはしないでしょう。

私なら逃げるか、戦うか、知恵を使うか、状況に応じてあの手この手を使うでしょう。

そして、他人との良好な人間関係を大切にします。

人間関係が残酷だと知った上で、どう生きるかは各自が決めることです。

しかし、人間関係は理不尽なものだという前提を知らないと、どんなにすばらしい教えや解決策も、ただのキレイ事に聞こえてしまいます。

人間関係とは結局、何なのか

人間関係とは、

「力学とバランスの世界」

です。 力学とは、力関係のことです。

つまり人間関係とは、力関係のバランスを取ろうとする世界なのです。

人間は、力の強い人の影響を受けます。

しかし人間は生存本能から、急激な変化を嫌う傾向にあります。

あまりに短時間で激しく環境が変化すると、細胞がストレスを感じて長生きできないからです。

ものすごくハイテンションな人と一緒にいたので、疲れてしまったという経験はありませんか。

疲れた理由は、あなたがハイテンションではなかったからです。

突然にハイテンションになれと言われても、急に気持ちを高ぶらせることはできません。

しかし細胞は、無意識のうちに力の強い人に引っ張られますから、急激にハイテンションになろうとします。

急激に変化させられようとしたから、疲れたのです。

そして、急激な変化を嫌う細胞が、今度は「よりもどし」をしようと抵抗します。

つまりハイテンションに引っ張られまいと、否定的でネガティブになるのです。

しかしハイテンションな人と毎日一緒にいると、嫌々ながらも少しずつハイテンションになっていきます。

人間は、自分より強い相手の影響を受けながらも、それに引っ張られまいとバランスを取ろうとします。

これが、人間関係の基本的な構図です。

例えば、夫から暴力を受けている妻がいたとします。

妻は、夫の激しいテンションに引っ張られまいと、ものすごく否定的な感情を持ちます。

自分はダメな人間だ、自分はどうしようもない人間だと感じ、自分を否定するのです。

しかし夫の暴力性の影響を受けますから、妻は我が子に体罰をしてしまいます。

また、引きこもりの子供がいる家庭には、特徴があります。

夫または妻のどちらかが、とてもアクティブで行動的なのです。

すると、子供はバランスを取ろうとして、引きこもりになるのです。

この場合、子供はアクティブで行動的な影響を受けないのか?という疑問が生じます。

引きこもりの子供がいる家庭のアクティブな親というのは、アクティブがいかに大変かを言いながら、行動しています。

わかりやすく言うと

「こんなに大変な思いをしているけど、私はがんばっている。」
「本当にいろいろ大変なのよ。あなた(子供)も少しはわかってよ。」

と言いながら行動しているのです。

すると子供は、アクティブがいかに大変か、という強い影響を受けます。

だから、ますます引きこもりになるのです。

このように人間関係は「強い人の影響を受けながらも、バランスを取ろうとするもの」です。

こういうことがわかってくると、例えば引きこもりを改善する方法が、少しはわかります。

つまり、バランスを戻してやればいいわけです。

親がアクティブな行動をやめ、アクティブがいかに大変かを、子供に言わないようにするのです。

すると子供の「バランスを取ろうとして引きこもる」という性質が、変化します。

人間関係は、力学とバランスで成り立っています。

だから力学を変化させてやれば、必ずバランスにも変化が生じるのです。

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