イメージ画像

人間関係の悩みがなくなる世界
本当の「真理」を知れば、人間関係の悩みはすべて消える


司法書士受験勉強を、はじめたキッカケ

これは、私が20代中半から後半にかけての、とても昔の話しです。

あまりにも若すぎて、思考が短絡で未熟すぎて、恥ずかしいことこの上ないです。

しかし、私にもこんなに青くさい時期があったということ知ってもらうために、あえて公開します。


1月3日 午前

どうしても会社に行くのがイヤになり、 秋から年末にかけて仕事を続けながら転職活動をしていましたが、結果はさんざんでした・・・。

最悪の気分でお正月を迎えてしまい、実家に帰りゴロ寝をしながらテレビを見ていました。


このとき見ていたのが、ドラマの再放送でキムタク主演の「ヒーロー」。


「ドラマとはいえ検察官ってカッコイイなぁ、でもキムタクのせいもあるよな」なんて思ってました。

検察官って確か司法試験だったな、そんなもん自分に受かるわけないし。

でも何か自分にも取得できそうな法律系の資格ってないかな。資格でもあれば転職もうまくいくかも。


本屋で調べてみるか・・・。

で、本屋さんで「資格ガイド」なる本をめくっていると

「司法書士」

が目にとまりました。

第4の法曹、安定高収入、独立開業が容易、試験はマークシート中心、受験制限なし

などなど自分にとって、都合のいい単語ばかりが目にとまりました。

登記、供託等の説明は意味不明。

試験は難しいらしいが、マークシートならなんとかなる。

でも、予備校に通ったほうがいいらしい。

これならいける!
資格とって会社を辞めよう!

どうせひとりぼっちだから、休みをすべて勉強にあてることも可能だ。

今は仕事もヒマだし、なんとかなるぞ。

きっかけは、テレビドラマの再放送。

しかも、司法書士とは何の関係もなし。

この時点では、司法書士がなんなのか、まったくわかっていませんでした・・・。


早速、予備校探しをして、家から一番近いLEC名古屋栄校に決めました。

出来たばかりの校舎で受講生が少ないためか、早期申し込み特典で激しく値引きをしてました。

何でも4月からの15ヶ月春生を今すぐ申し込めば、 開講中の15ヶ月秋生の民法全32回を無料で受講できますという。

他校とも比較をしましたがやはりLECが一番という結論になり、予備校通いがはじまりました。

3月まではビデオブースのため1人で受講。

4月から春生の講義がスタートしましたが、夜ビデオクラス受講生は5人しかいませんでした。

開講して1ヶ月もすると徐々に人が減っていき、5月下旬には教室に私1人・・・。

あと1年ぐらい、ずっと一人で勉強していくのか。

まぁそれでもいいや、なんて思ってたころでした。

まさかここから、運命の女性と出会うことになるなんて、このときはまったく想像できませんでした。

1年目 夏:運命の女性との出会いは、突然でした

たった一人の教室で、民法の講義がたんたんと進んでいきました。

講師の言っていることは理解できるし、過去問もなんとなくできました。

とにもかくにも講師の言うがままのことをやり続けました。

講義は、楽しかったです。

しかし本当にそれだけでいいのか疑問に思いましたが、確認する相手がいるはずもなく、仕事とのバランスを考えるとこれで手一杯でした。


このときの講義は、物権と債権がごちゃごちゃに進行してました。

おまけに、六法全書はほとんど開きません。

それでもなんとなく理解しているような気になってしまうのは、講師のテクニックによるものでした。

なんとなく理解、は後々になって大きな落とし穴であることが判明するのですが、 このときに気がつくはずもありませんでした。


7月17日 午後

会社で自分の部署のシステムがダウンしました。

業務の都合上、どうしても当日中に復旧させる必要がありました。

システム担当の私は復旧にとりかかりましたが、どう考えても夜9時まではかかります。

講義は夜6時40分スタートなので、今日は予備校に行けないな、とあきらめていました。


この日は台風接近中で、夜には名古屋に台風が上陸すると天気予報で言っていました。

すると会社から、今日は交通機関のマヒが予想されるので全員定時で帰宅すること、というお達しが発令されました。

ラッキーでした。

台風だろうがなんだろうが、とにかくこれで予備校に行けるぞ、と思いました。

台風でずぶぬれになりながら予備校に到着し教室のドアを開けると、見知らぬ女性が1人で座っていました・・・。


誰だろう?

こんなときに新規の受講生がくるはずないし、脱落組の復帰でもなさそう。

しかも台風のこんな日に・・・。ちょっと変なのでは???

講義が終わると、女性が僕に話しかけてきました。

「相殺の推論問題がよく分からないのですが・・・。」

変な人と勝手に思っていたため、かなり動揺しました。

それでも下手な説明でなんとか答えました。

よくよく聞いてみると、近くの名古屋駅前校で15ヶ月を受講しているのだが、民法の相殺がよくわからないのでクラス乗り入れでこちらの講義も聴きにきたとのこと。

ちょっとホッとしました。

またこちらに来る予定はありますか?と聞くと、忙しいのでたぶん無理、と言われました。

2週間後にLEC主催の名古屋駅前校・栄校合同クラスコンパがありますがそれには参加されますか?と聞くと、 参加しないつもり、と言われました。

そのまま、地下鉄の駅で別れました。

う~ん、ご縁のない人だったみたい。

せっかく受験仲間になれると思ったのに・・・。


そして2週間後、知人が一人もいない状態でクラスコンパに参加したところ、 なんとあのときの女性が目の前に座っていました・・・。

ありゃ???と思いつつも、奇遇ですねー、なんて言って話は弾みました。

私は話の中で、栄校にたまには来てほしいなぁなどと言ってみました。

すると「スケジュールの都合で、不登法の講義がはじまったら栄校に行けるかも・・・」と言われました。

このときは会話の弾みで言っているのだろうぐらいに思っていたのですが・・・。

こうして9月になり、不登法第1回目の講義の日がやってきました。

いつものように教室の扉をガチャっとあけると・・・、


そこには、彼女が座っていました。

こうして、二人だけの講義が始まりました。

1年目 秋:会話も弾み、絶好調でした

彼女とは、講義が進むにつれて会話時間が長くなっていきました。

はじめのうちは講義終了後10分程度だったのに20分、30分となり、そのうち1時間以上話し込むようになりました。

話す内容は勉強だけではなく、仕事や将来のことにまで及ぶようになりました。

教室には2人だけですから、それはもう延々と続きました。

こうして秋が深まり冬が近づく頃には、自分の中の「恋愛感情」がはっきりと分かるようになりました。

しかし今は、勉強に集中しなくてはいけない!

という思いからこれ以上踏み込むことはなく、LECのみで会って会話する日々が続きました。

それでもかなり、幸せな気分でした。


このころ、LECでは1年目受講者向けの答練がスタートしました。

この答練には昼間ビデオクラスの方もいらっしゃるため、ようやく何人かの方と会話するようになりました。

この時点で、世の中には受験専念者が多く仕事かけ持ちの人間は少ないと知りました。

自分は本当にちゃんと勉強ができているのだろうか?

比較対象が周囲に全然いなかっため、不安でいっぱいでした。

結果は、1500人中80番くらいでした。

なんだ、できるんだ!

社会人受験生というハンデを考えれば、自分はたぶん優秀だ。

しかし、この思いが大きな間違いであることに気がつくのは、ずいぶん後になってからのことでした・・・。


このころ会社では、仕事がとても順調に進むようになりました。

仕事が順調に進むようになった原因は

①仕事を早く終えて予備校に行きたかったので、ただのイエスマンになった。

②仕事を早く終えて予備校に行きたかったので、他の方が仕事でミスしないように一生懸命気配りをした。

③仕事を早く終えて予備校に行きたかったので、他部署が仕事でミスしないように一生懸命気配をりした。

結局、自分が早く仕事を終えて予備校に行くためにはどうすればよいかを考えて行動したら、 評価が上がってしまったわけです。

なんだか自分で「皮肉なもんだ」とあきれてしまいました。


試験に受かって会社を辞める決意は、さらに強くなりました。

勉強は好調、会社も好調、素敵な女性との会話も弾む!

とにもかくにも人生がとても順調に思えたので、とうとう彼女に 「クリスマスイヴに食事をしませんか?」と言ってしまいました。

「いいですよ」とその場で返事がありました。

やったーーー!

勉強集中は、どこへやら???

このときは、冬に暗雲立ち込めることになろうとは知る由もありませんでした。

1年目 冬:彼女との交際が始まりました

クリスマスイヴのために、 男として考えられるすべてのことを計画し(ご想像にお任せします)、実行しようとしました。

ところが当日、食事も終わり会話も弾みひと区切りついたところ、彼女が突然

「帰ります・・・」

と言いました。


はぁ???

何ですか、それは???

何が起こったのか、さっぱりわかりません。

何か嫌われるようなことでも言ったのだろうか?

何か機嫌を害したのだろうか?

とにかく取り乱してはいけないと思い直し、彼女を車で家まで送ることにしました。

帰りの車中で落ち着いて自分の心境を正直に話すと、 彼女は自分と同じ心境ではなく受験仲間の延長としか思ってなかったようでした。

それは、本当かなのか?

実は他に理由があるのではないかと疑いましたが、とにかく次回はこういう私の気持ちを踏まえたうえでお会いしてくださいとお願いしました。

彼女は「考えさせてください」と言いました。

この日は、それで別れました。


しかし、お正月の初詣に誘ったところ、彼女と会うことができ、私の気持ちを受け入れてもらうことができました。

やれやれと思いつつ、新年最初の予備校の講義が終わった後、 彼女が「しばらく予備校には来られない・・・」と言いました。

もう、かんべんしてください。

これから楽しくやっていこうというときに、今度は何ですかいったい・・・。

どうやら健康診断で病気が発覚し、入院・手術が必要ということでした。

聞くと、それなりに大変な病気でした。

もちろん手術すればなおりますが、長期入院は避けられません。

これから楽しくなるぞ!って時だったので結構ショックでした。

しかし、勉強が頓挫してしまう彼女はさらにショックが大きいと思いました。

そこで、私は講義テープを録音してレジュメととともに彼女の病室へせっせと届けることにしました。


勉強の方では、大きな壁にぶつかっていました。

大学4年生のときに大病をしたせいで、利き手である右手と右足が不自由になっていました。

リハビリでなんとか日常生活はできるようになりましたが、文字を書くということがほとんどできなくなったのです。

会社では文字が書けなくても困らないのですが、書式の答案を書き上げるのに、文字が書けないのでは話になりません。

夏場から書式に備えて左手でコツコツと練習はしていたのですが、なかなか思うようになっていませんでした。

結局、この時期になっても文字を書く練習に一定時間を割かなければならなくなりました。

こうして、時間はどんどんなくなっていきました。


時間を確保する方法は、ひとつしか思いつきませんでした。

睡眠時間を削ること・・・。

このころから、1日の睡眠時間が4時間ぐらいになりました。

睡眠不足のせいか、われんばかりの頭痛、張り裂けそうな胸の痛み、様々な体調不良が発生しました。

睡魔を克服するために針を手に刺してみたり、もうメチャクチャでした。

入院中の彼女の前では笑顔でいること、講義だけはきちんと受けること、 仕事はしっかりやること、文字が書けるようになること。

きっと今が、人生で一番がんばらなければいけないときなんだ!

と自分に言い聞かせました。

いま自分の周りに起きているすべてのことを受け入れて、渾身の力をふりしぼって絶対に合格してみせる!!!

しかし、春になるとさらに厳しい現実が待っていました・・・。

スポンサードリンク

このページの先頭へ